児童ポルノ禁止法の改正案に対する意見表明

 「児童売春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」の一部改正法案について、以下の理由により反対いたします。

 まず前提としまして、「性的搾取及び性的虐待から児童を保護する」という立法趣旨そのものに対しては賛成し、その趣旨の完遂のために協力を惜しむことはありません。

 しかしながら、当改正法案の「附則」には「検討条項」として漫画・アニメ等、被害児童が実在しない事柄にまで言及され、本来の趣旨から逸脱していると言わざるを得ません。

 本来この法律によって保護されるべきは「実在する児童の権利」であるはずです。
 規制の対象として被写体の存在しない創作物を加えることは、実際の被害児童および立法趣旨をあまりに軽視した内容であり、
 当法律の第三条(適用上の注意)にある「国民の権利を不当に侵害しないように留意し」という記述にも反しています。

 このような問題をはらんでいる状態での改正には賛成できませんし、「児童ポルノ」の定義が定まらない上での「単純所持禁止」の規定を設けることについても
 反対の立場を表明いたします。

以上

2013年6月24日
つぼみソフト